皆さまこんにちは。
地域にもっとアロマテラピーを広めたい、と思っている女、市川です(*^^*)
当薬局でアロマテラピーグッズを扱っているということは、じわじわと皆様に知られてきたように思います。
興味をもって下さったり、商品をご購入されるかたも増えてきました。(ありがとうございます!)
本当はもっと、アロマに割く時間を増やしたい!と思ってはいますが、現実はなかなか、、、涙
ワークショップやハンドトリートメント体験など、やりたいことは山積みです。
ひとまず今回は、そういえばアロマテラピーっていったい何?
というお話をさせていただくとしましょう。
アロマテラピーは「芳香療法」と訳され、その名の通り、「良い香りで病気を癒す」ことを目的としています。
主として植物がつくる揮発性(蒸発しやすい)の芳香物質を使用します。
この芳香物質を植物から抽出したものは「精油(せいゆ)」または「エッセンシャルオイル」と呼ばれ、私たちはその精油をさまざまな方法で取り入れることが出来ます。
そもそも何故植物たちはそんな香りを持っているのかというと、生きるため、種を守るため必要だからです。
虫や動物と違って歩いて移動することが出来ない植物は、害虫や過酷な環境から身を守るために驚くほどのパワーを備えています。「香りを出す」というのもそのひとつ。
敵を遠ざけるニオイや、逆に、役に立つ昆虫などを引き寄せる香り、害のあるウイルスや微生物を殺す香り、ほかの生物とコミュニケーションをとるための香りなど、香りは植物が生きていくうえで欠かせないものなのです。
そんな「香り」が、どうやら人類にとっても何かイイコトがあるようだ、ということは古代から知られていました。
さまざまな研究が重ねられ、現在では「香り」が「心」と「体」双方に働きかける、ということが分かっています。
例を挙げれば、レモンやローズマリーの香りによって交感神経が刺激される。オレンジの香りが胃腸の働きに作用する。ラベンダーが火傷など外傷の癒しに役立つ。
このようなはたらきがあるということが解明されています。
西洋医学的に使われることもありますが(とくにフランスなど海外ではメディカルアロマテラピーが一般的だったりします)、現在の日本では、香りが脳やホルモンに作用することを利用して、穏やかに心身のトラブルを回復させていくという使い方が主流のように思います。
いわゆる「自然療法」と呼ばれるかたちで、西洋医学では届かない部分を補う存在のようです。
ややこしい書き方をしてしまいましたが、
「いい香りだ!」と感じることが、体の不調にも良いはたらきをする、ということです。
なかなか「敷居の高い感」のあるアロマテラピーを、もっと身近に感じていただけるように、、
色々な工夫をして皆さまにお伝えしていくことが、アロマテラピーインストラクターでもありアロマセラピストでもある私の使命だと思っています。
しょうなん調剤薬局神戸店
市川 みゆき